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5万5千店もある楽天だからECサイトも開業・成功できちゃう。

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初心者の方必見!ネットショップの基本を、ECコンサルタントが教えます。
売れるネットショップのはじめかた
ネット販売(EC)とは?
ネットショップ運営方法
楽天市場 出店について
ネットショップ運営方法
【最新版】ネットショップ開業(ECサイト開業)の基礎知識と成功の法則

このページでは、ネットショップ開業(ECサイト開業)を検討している方へ向けて、ネットショップを成功させるために絶対に知っておいていただきたい話をお教えします。
今回は特に
・ネットショップ開業で失敗しないための知識
・楽天市場でネットショップ(ECサイト)開設のメリットデメリット
・ネットショップ開設サービス9社を詳細に比較(Amazon,Yahoo!ショッピングなど)
・ネットショップ開業起業までの流れ
をお伝えすることにしました。
ネットショップ開業に興味があるすべての方のお役に立てると幸いです。
それではまいりましょう。
●このページの目次
1.ネットショップが増え続けている中、“ある問題”が起きている
2.ネットショップを開業するなら、「集客できるかどうか?」を最初に考えておくべき
3.ショッピングモール型の各社サービスの違い
4.ネットショップを開業するメリット・デメリット
5.ライバルが増えても勝ち残れる!ネットショップ運営で守るべき3つのポイント
6.初めてネットショップを開業する方は「ショッピングモール型」を選ぶべき理由
7.ネットショップを開業するまでの流れ
8.国内の主要ネットショップ開設サービス 9社の比較
9.楽天市場への出店のメリット・デメリット
10.楽天市場への出店方法について
1、ネットショップが増え続けている中、“ある問題”が起きている
今、日本のネットショップ(ECサイト)の市場が拡大しています。
株式会社富士経済「通販・e-コマースビジネスの実態と今後2021」によると、物販ECの市場規模は2015年度には7兆2,398億円だったのが、2017年度には8兆6,008億円と右肩上がりの成長を遂げています。

(出典:株式会社富士経済「通販・e-コマースビジネスの実態と今後2021」
この成長の理由のひとつには、インターネットでモノを買うことが当たり前になった、という背景があります。
昔は「インターネットで買い物をすることが怖い」という方がそれなりにいました。
しかし、そのような方も、周囲の方がネットショッピングを楽しんでいるのを見て、「じゃあ、自分も試してみよう」と背中を押された結果、ネットショッピングの便利さの虜(とりこ)になるケースが増えています。
たとえば、総務省のデータによると、2018年にインターネットを使う人の53.9%、すなわち2人に1人以上がネットショッピングをするためにインターネットを使用していることがわかります。
そして今は、スマートフォンやタブレットでネットショッピングをする人も増えています。
総務省のデータによるとすでにインターネットを利用するときに使用する端末はパソコンよりもスマートフォンが多く、年々割合が増えていっています。
スマートフォンやタブレットがあれば、わざわざパソコンの前に座らなくても、インターネットにつながる場所であればどこからでも手軽にネットショッピングができるからです。
(出典元:総務省「情報通信白書令和元年版」)

(出典元:総務省「情報通信白書令和元年版」)
こういった状況の中、「私もネットショップを開業したい!」と考える人が増えています。
たしかに今は、ネットショップを開業する方々にとって、追い風が吹いている時期です。
業界全体が盛り上がりを見せており、いろいろな企業が参入しています。
最近では、無料でカンタンにネットショップを開業できる「STORES.jp」や「BASE」などのサービスもあります。
ただ、このブームにはひとつ大きな注意点があります。
それは、ネットショップの数が増えているということは、当然のことながら、ライバル(競合)も増え続けているということです。
そして、その結果、多くのお店が“ある問題”に直面しています。
それは、「集客がうまくいかない」「商品が売れない」という問題です。
2、ネットショップを開業するなら、「集客できるかどうか?」を最初に考えておくべき
ネットショップの成功は「集客」で決まる
ライバル(競合)が増えるということは、限られたお客様をお互いに取り合うということ。
つまり、集客において苦戦することになってしまいます。
どれだけよい商品を扱っていても、あなたのお店にお客様が来なければ商品は売れません。
正直なところ、ネットショップを開業すること自体はカンタンです。
しかし、集客を成功させることは一筋縄ではいきません。
では、ネットショップの集客を成功させるためにはどうすればよいのでしょうか?
ネットショップの集客を成功させるためのふたつのポイント
ネットショップの集客を成功させるためのポイントは、大きく分けて以下のふたつです。
●ネットショップの集客を成功させるふたつのポイント
1.お店を選んでもらう「理由」を作る
2.たくさんの人が集まる「場所」で販売する
このうち、「1」の「理由」はなんとかなります。
たとえば、他社では売られていない商品を扱ったり、他社よりもオトクに商品を販売したり、そのほか、アフターケアなどのサービスを充実させれば、選ばれる理由につながります。
しかし、「2」の「場所」に関しては、自分の力だけではどうにもなりません。
たくさんの人が集まる場所を一からつくるのは大変なことだからです。
では、たくさんの人が集まる場所で販売するにはどうすればよいのでしょうか?
実はその悩みを解決するヒントが、百貨店にあります。

百貨店はたくさんの人が足を運ぶ場所です。
百貨店へ行けば、食料品から服飾、生活雑貨に至るまであらゆるものが購入できるため、何か困ったときに「とりあえず百貨店へ足を運ぼう」という方たちがいます。
また、商品購入時には百貨店全体で使えるポイントを貯めることもできますので、通い続ける方たちもいます。
そして、百貨店はブランドを大切にしますから、怪しいお店は出店していません。
だから、顧客は安心して買い物をすることができます。
それはやがて、多くの人を魅了する“居心地のよさ”につながり、その居心地のよさが、「ついほかの商品も買ってしまう」という衝動買いにもつながったりもします。
この百貨店の強みは、ネットショッピングの世界にも持ち込めます。
ネットショップの集客を成功させたいのであれば、百貨店のような場所で開業すればよいのです。
そこでオススメしたいのが、ショッピングモール型のECプラットフォームと呼ばれるサービスです。
たとえば、楽天市場、Yahoo!ショッピング、Amazon、au PAY マーケットなどのサイトがそれにあたります。
3、ショッピングモール型の各社サービスの違い
ショッピングモール型のECプラットフォームと一口に言っても、いろいろなタイプがあります。
そこで、国内の主要なショッピングモール型ECプラットフォームを取り上げ、その違いについてお教えします。
各ショッピングモールごとに異なる「費用(出店料)」
以下の表は、Amazon、楽天市場、Yahoo!ショッピング、au PAY マーケットという国内の主要なショッピングモールのサービスを比較したものです。


各社の違いは上記の表を見ていただくのが一番早いのですが、明らかに異なっているのは、出店にかかる「費用(出店料)」です。
各社の出店料だけを抜き出してみます。


この表を見てみると、楽天市場の出店料がもっとも高く、安いプランでも月額19,500円(※)となっていることがわかります(※2021年9月現在。税抜。初期登録費用は別にかかります)。
他社を見ると、無料で出店できるプランなどもある中、なぜ、楽天市場の出店料はもっとも高いのでしょうか?
楽天市場の出店料は、なぜ他社よりも“高い”のか?
楽天市場の出店料が他社に比べて高い理由、それは大きく分けて以下のふたつです。
●楽天市場の出店料が他社よりも高い理由
1.場所として魅力的である(立地がよい)
(集客力の高い売り場(ショッピングモール)に出店できる)
2.出店者へのサポートが充実している
(ネットショップ運営が成功するよう、さまざまなサポートが用意されている)
まず、「1」の“場所として魅力的である”理由についてお話しします。
たとえば、あなたが東京でお店を出すことをイメージしてみてください。
新宿や青山、銀座といったエリアにお店を出すと高い賃料(テナント料)がかかりますよね。
なぜなら、それらのエリアは人の往来が多い人気のエリアだからです。

楽天市場への出店はまさにそのイメージだと考えてください。
というのも、楽天の会員ID数は現在1億2,380万を超え、楽天サービス全体の年間流通額が4兆5,000億円(※)に達しているからです(※2020年のデータより。詳しくは本ページ下部参照)。
実はこの数字は国内最大級。
つまり、国内でもっとも人が往来し、その結果“売れている”ショッピングモールのひとつが楽天市場なのです。
また、楽天市場では、定期的なセールの開催や、テレビCMを流すことで、その認知度を高め続けています。
楽天カードを使っているユーザーは楽天ポイントを使うために楽天市場を訪れますし、旅行に興味のあるユーザーは、楽天トラベルへのアクセスをきっかけに楽天市場へ足を運ぶこともあります。
「楽天イーグルス」という球団の存在はプロ野球ファンならずともご存じですよね。

そういったプロモーションによって、「ネットで何か買いたいな」と思ったユーザーは、「そうだ、買い物をするなら、楽天にしよう」と思うようになります。
楽天市場の出店料には、こうした“集客の強さ”を維持するための取り組みが含まれているのです。

続けて、「2」の“出店者へのサポートが充実している”という点についても取り上げます。
楽天市場で出店すると、各店舗ごとに専任のECコンサルタントがつくようになり、ネットショップ運営に関するアドバイスがもらえるようになります。 (参考:ネットショップ運営サポート)

各店舗に専任のコンサルタントがつくという仕組みは珍しく、それぞれのコンサルタントは多くのネットショップを見てきたプロであるため、お店の運営で困ったときの強い味方となります。
また、楽天市場では、出店者向けに「楽天大学」というサービスも用意しています。
この楽天大学では、マーケティングのノウハウを学べる無料の動画を多数用意しており、たとえば、「商品の説明文はどう書けば訴求力が上がるか?」「商品写真はどのように撮影すればよいか?」といった細かな知識を得ることができます。


それらのノウハウの多くは、楽天市場のECコンサルタントが、楽天市場の中で成果を上げている店舗を研究して導き出した、活発にネットショッピングが行われている楽天市場ならではのノウハウです。
また、楽天大学では、成功している先輩出店者のインタビュー動画も多数観ることができます(その数、200本以上)。
それらインタビューは、ネットショップ運営の裏側について語られたものが多く、ネットショップを開業したばかりの人にとって参考になるでしょう。
ネットショップ運営の裏側を出店者同士でここまで大胆に共有しているショッピングモールは珍しいと思います。

(楽天大学サイト内にある、動画一覧ページ)
通常、自分たちの成功体験に関しては、ライバル(競合)にあまり話したくないものです。
にも関わらず、多くの出店者がインタビューに答えているのは、楽天市場に出店している各店舗がノウハウを吸収し、魅力的なお店を作ることで、楽天市場というショッピングモールの魅力が高まり、回り回って自分のお店のお客様も増えるからです。
ただ、楽天市場へ出店する際には、ひとつ注意点があります。
それは、楽天市場へは“誰でも出店できるわけではない”ということです。
「誰でも出店できるわけではない」という楽天市場のルール
実は今、楽天市場では出店のルールをあえて厳しく設定しています。
たとえば、偽造品を扱ったり、誇大広告などを用いてお客様をだまして利益を得ようとする怪しいお店があれば、審査を通さないようにしています。
そうすることで、楽天市場は、ショッピングモールとしての信頼性を高め、お客様が安心してショッピングができる空間作りを心がけているのです。
実は、ネットショップの成功においては、この「信頼性」という言葉が非常に重要となります。
なぜなら、多くの人は、そのネットショップが信頼できるかどうか?を気にしながら買い物をしているからです。
それを示している興味深いデータがあります。
下記は総務省が調査した「ネットショッピングを利用しない人の理由」をまとめた表です。
この表を見ると、ネットショッピングをしない人の多くは、「ネットショッピング事業者の信頼性が低いから」「セキュリティに不安があるから」といった理由でネットショップの利用を避けていることがわかります。

(出典元:総務省「社会課題解決のための新たなICTサービス・技術への人々の意識に関する調査研究」(平成27年))
これはつまり、新規のお客様を獲得するためには、ネットショップの「信頼性」が重要になるということを示しています。
こういった状況を受け、楽天市場では、怪しいお店が楽天市場へ出店できないように厳しい審査をおこない、信頼できるお店が集まるショッピングモールを目指しています。

あらためまして、楽天市場のECコンサルタントの青木です。
ここまで、ショッピングモール型ECプラットフォームに出店するメリットや、楽天市場の出店料が“高い”理由をお話してきましたが、いかがでしたか?


実は私、ネットショップの開業は初めてで、どのように始めればよいのか悩んでいたのですが、ここまでのお話を聞いて、ショッピングモールに出店してみるのもいいかな、って思い始めています。
あと、楽天市場の出店料の謎が解けたので、スッとしました。

それはよかったです。
楽天市場に関する話はひとまず置いておいて、ショッピングモール型ECプラットフォームが優れているところは、一からネットショップを開業することを考えるとスタートダッシュしやすいことですね。
ショッピングモールがもっている“集客力”と“信頼性”を使えることは非常にメリットが大きいです。

私もそう感じました。

ただ、ショッピングモールに出店したからといって、誰でも必ず成功できるわけではありません。
ネットショップの開業を成功させるためには、ネットショップという形態がもつ“メリット”と“デメリット”について、きちんと知っておく必要があるからです。

メリットとデメリット・・・?
4、ネットショップを開業するメリット・デメリット
さて、ここまでの流れを見ると、ネットショップの開業はメリットだらけのように思えます。
たしかに、ネットショップを開業するメリットは大きいのですが、どんなものも表裏一体。
メリットがあれば、デメリットもあります。
ネットショップの開業で成功をおさめたいのであれば、メリットだけでなく、デメリットにも目を向けておく必要があります。
どんなことも、弱みを知るからこそ、弱みをカバーする戦略が打てるからです。

ネットショップのメリットとデメリットとは、以下のようなものです。
●ネットショップ開業のメリット
1.商圏が「全国」になる
2.コストを抑えつつ、スピーディーに始められる
3.実店舗には並べられないような大量の商品を並べられる
4.365日24時間営業が可能
5.注文情報が即座にデータ化される
6.ネット上に用意されたマーケティングツールと連動しやすい
7.お店への入り口がネット上のいろいろな場所に生まれる
●ネットショップ開業のデメリット
1.商圏が広いぶん、ライバル(競合)も多くなる
2.情報の差別化が難しい
3.お客様の顔(表情)が見えにくい
4.“今すぐ”商品を渡すことができない
これらのメリットとデメリットについて、あらためて解説していきますね。
ネットショップのメリット
1.商圏が「全国」になる
実店舗の場合、基本的にはその店舗に直接来店できるお客様にしか対応することができません。
2.
ですが、ネットショップの場合は、お客様がインターネットを介して来店することになるため、北は北海道から南は沖縄まで、全国のお客様が来店します。
3.
4.コストを抑えつつ、スピーディーに始められる
実店舗を開業する場合、希望条件に合ったテナントを探したり、内装工事をおこなったりと、さまざまなコストが発生します。
しかし、ネットショップの場合は安価なコストに抑えることができます。
5.
また、「STORES.JP」や「BASE」などのように、思い立ったその日からすぐにネットショップを立ち上げられるサービスなどもあり、スピーディーに始められるのも強みです。
6.
7.実店舗には並べられないような大量の商品を並べられる
実店舗の場合、店内のスペースの関係で、お店に並べられる商品数には限界があります。
ですが、ネットショップの場合はバーチャルな空間に店舗が作られますので、店内のスペースを気にする必要がありません。
8.
9.365日24時間営業が可能
実店舗の場合、お店をずっと開けておくことは大変です。
お店を開けておくにしても、従業員が急病で休まなければならないケースなど、不測の事態が発生することは多いでしょう。
その点、ネットショップなら、システムメンテナンスなどの事情がなければ、実質365日24時間の営業が可能です。
10.
11.注文情報が即座にデータ化される
実店舗の場合、お客様情報の管理は大変です。
来店された方がどんな方で、どんな商品を買ったかといった情報は、接客したスタッフがその都度、手動で管理する必要があるからです。
そして、手動の管理の場合、どうしても情報の入力ミスが起こりえます。
12.
それに比べ、ネットショップの場合、インターネット上の“フォーム”からお客様が自分で情報を入力してくれますので、お店側でいちいち情報入力する必要はありませんし、お客様のお名前の漢字が間違っていた、といったミスも起こりにくくなります。
13.
さらには、お客様との取引データはすべてデジタルのデータとして保存されますので、「そのお客様は何回目の来訪で、過去にどんな商品を購入されているか?」といった利用履歴の検索などもカンタンにおこなうことができます。
14.
15.ネット上に用意されたマーケティングツールと連動しやすい
「お客様がどんな商品に興味をもち、最終的にどの商品を購入したか?」といった行動データがわかれば、商品の陳列方法や、商品の見せ方を研究することができます。
16.
ネットショップであれば、そういったお客様の行動データを取得・分析することが可能です。
なぜなら、ネットショップには「アクセス解析」をはじめとしたマーケティングツールが多数用意されているからです。
17.
お客様の行動データがあれば、商品をどのように売ればいいか?といった「PDCAサイクル」(※)を素早く回すことができます。
(※PDCAサイクルとは「Plan(計画)→ Do(実行)→ Check(評価)→ Act(改善)」の4段階のステップの略で、これらのステップを繰り返すことにより、成果をあげるための施策を継続的に分析することを指します)
18.
19.お店への入り口がネット上のいろいろな場所に生まれる
実店舗の場合、お店の入り口は基本的にはそのお店の玄関しかありませんが、ネットショップの場合はネット上のいろいろな場所に玄関が生まれます。
20.
たとえば、あなたのお店が誰かのサイトやブログで紹介されると、それが「リンク」となり、あなたのお店へつながる玄関となります。
21.
ショッピングモールにて出店する場合は、ショッピングモール自体が巨大な玄関となりますし、同じショッピングモールに出店しているほかの店舗経由でのアクセスも期待できます。
22.
また、楽天市場で出店すると自動的に利用可能になる「アフィリエイト(※)」サービスを介した販促も、あなたのお店へつながる玄関が増えるきっかけとなります。
(※アフィリエイトとは、自分のサイトやブログで紹介した商品が購入されると、自分にポイントや報酬が入るサービスのことで、国内にはこのアフィリエイトをおこなっている人たち、通称“アフィリエイター”がたくさんいます)
23.
そのほか、GoogleやYahoo!などの検索エンジンで上位表示することも、あなたのお店の玄関を増やすことにつながります。
ただし、検索エンジンで上位表示するためには、「SEO(検索エンジン最適化)」と呼ばれる施策が重要です。
(このSEOについては、後ほど詳しくお話しします)
24.
ネットショップのデメリット
1.商圏が広いぶん、ライバル(競合)も多くなる
実店舗の場合、ライバルは基本的には同じ地域にあるお店に限定されますが、ネットショップの場合、全国のネットショップがライバルになります。
2.
3.情報の差別化が難しい
インターネットでは一旦情報が公開されると、その情報は加速度的に広がっていきます。
たとえば、あなたが商品の魅力を引き出す文章を考えたとします。
その文章が公開されると、ライバルにも知れ渡ることとなり、同じ商品を扱うライバルがあなたの文章を参考にし始める可能性があります。
4.
5.お客様の顔(表情)が見えにくい
実店舗の場合、どんなお客様がどんな顔(表情)で商品を買っているかがわかるため、お客様一人ひとりに合わせた接客をすることができます。
しかし、ネットショップの場合は、お客様の顔(表情)が見えないため、メールのやりとりなどにおいて、実店舗での対応以上の慎重さが必要です。
もし、その際の対応でお客様の気分を害してしまうと、それが悪いクチコミ(レビュー)につながってしまい、あなたのお店の売上に影響が出るケースがあります。
6.
7.“今すぐ”商品を渡すことができない
ネットショップは実店舗のように、商品をお客様にすぐに手渡すことができません(※ただし、ダウンロード商品の場合は例外)。
そのため、“今すぐ”商品を使いたいお客様との相性はよくありません。
8.


なるほど・・・。
ネットショップって参入しやすいぶん、ライバル(競合)も増えやすいんですね。

はい。 でも、どんな業界でも競争は避けられません。
そこで続けて、“ライバル(競合)が増えても勝ち残れるネットショップ運営のポイント”をお教えしましょう。

ライバル(競合)が増えても勝ち残れるネットショップ運営のポイント・・・!?
5、ライバル(競合)が増えても勝ち残れる!
ネットショップ運営で守るべき3つのポイント
どんなビジネスにおいても、ライバル(競合)の存在は気になるところです。
ですが、ライバル(競合)が多いことは必ずしもデメリットではありません。
たとえば、飲食業界の場合、人気のあるラーメン店のそばに次々と新しいラーメン店が出店していく様子を見たことがあると思います。
あれはけっして、お客様を奪い合おうとしているのではありません。
人気のあるラーメン店のそばで出店することで、集客の相乗効果を期待しているのです。
なぜなら、美味しいラーメン店が連なったエリアは人気のスポットとなり、一店舗だけの状態よりも、より多くのお客様の来店を期待できるからです。

ただ、そのように成功するケースは、あくまでも出店している各お店に“魅力”があるケース。
人気のあるお店のそばで出店するにしても、あなたのお店のラーメンが美味しくなかったり、あなたのお店の評判が悪ければ、集客の相乗効果は期待できないでしょう。
つまり、集客の相乗効果を期待するためには、あなたのお店の“質”が大切になってくるのです。
これを踏まえ、ライバル(競合)が増えても勝ち残るためのポイントを以下にまとめてみました。
●ネットショップ運営で守るべき3つのポイント
1.商品力やサービス力を大切にし、その価値や魅力が伝わるWebページを作る
2.集客力を大切にする
3.リピートしたくなる仕組みを作る
ポイント1「商品力やサービス力を大切にする」
これは当然のことですが、お客様が「欲しい!」と思う商品、すなわち、「商品力」のある商品を扱うことは何よりも大切です。
商品が売れるのは、その商品の価格よりも、その商品の“価値”が高いと感じられたとき。
たとえ、知名度のないオリジナル商品やニッチな商品であっても、その商品の価値をうまく伝えることができれば、売れる商品に変えることはできます。
(ただし、勿論、誇大広告はNGです)

また、商品の価値は、商品自体の魅力だけでなく、その商品に付随するサービスの内容(サービス力)でも決まります。
たとえば、あなたが他社と同じ商品を扱っていたとしても、梱包が丁寧だったり、包装が素敵だったり、配送までの日数が早かったり、新商品の試供品をセットにしていたりなど、他社とは違うプラスαのサービスを提供していれば、それが商品の価値の向上につながるのです。
では、ネットショップ上で商品の価値や魅力をうまく伝えるためにはどうすればいいのでしょうか?
そこで重要となるのが、商品を紹介しているWebページです。
お客様は商品の価値を「Webページ」に書かれた情報から判断する
ネットショップは実店舗と違って、商品を手にとって確認することができません。
よって、お客様はWebページに書かれている情報を頼りに、その商品を購入すべきかどうかを判断します。
だから、Webページに掲載する情報は非常に重要だといえます。
どんなによい商品も、その価値が伝わらないと意味がありません。
たとえば、Webページを作る際は、以下のような点を重視するといいでしょう。

どのような説明文を書けば、商品の価値は伝わるのか?
どのように写真を撮れば、商品の価値は伝わるのか?
どのようなデザインにすれば、商品の価値は伝わるのか?

ただ、これらのことを考えるためには、Webマーケティングのプロとしての視点が必要になってきます。
長年のネットショップ運営経験のある人なら問題ないかもしれませんが、ネットショップを開業したばかりの人が訴求力の高いWebページを作るのは至難の業です。
そこでオススメしたいのが、第三者からのアドバイスです。
たとえば、ネットショップの売上アップを専門としているコンサルタントにアドバイスを求めることで、自分たちでは考えつかなかったようなアプローチが見つかるでしょう。
ただ、一般的に、優秀なコンサルタントからアドバイスをもらう際は高い費用がかかるものです。
コンサルタントはあなたのお店の状況を細かくチェックした上でアドバイスをおこなうわけですから、アドバイスひとつするにしてもどうしても工数がかかります。
そこでオススメしたいのが、あなた自身のマーケティングスキルの向上です。
あなた自身のマーケティングスキルが向上すれば、第三者からのアドバイスに頼らずとも、ネットショップの成功に近づくことができるためです。
楽天市場の各商品ページの魅力を引き出す『楽天大学』の無料講座
あなた自身のマーケティングスキルを向上させるためには、ネットショップ運営に関する市販の書籍などを読むなどの方法があります。
ただ、もし、楽天市場での出店をお考えであれば、ぜひ使っていただきたいサービスがあります。
それが、先ほども紹介した「楽天大学」というサービスです。
この楽天大学は、楽天出店者のみが閲覧できるサイトとなっており、サイトの中では、あなたのマーケティングスキルをより早く高められる無料の動画が多数用意されています。

マーケティング講座でありがちな「机上の空論」に留まるのではなく、実際に成功している先輩出店者のインタビューも観ることができるため(その数、200本以上(!))、ネットショップ運営の参考になることでしょう。
ポイント2「集客力を大切にする」
ライバル(競合)が増えても勝ち残るためには、「商品力」が大切だとお伝えしましたが、それ以外にも、意識しておいたほうがよいものがあります。
それが「集客力」です。
「自分の商品やサービスには自信があるから、放置していてもなんとかなるさ」という考えで生き残っているお店はほとんど存在しません。
集客を軽く見ていては、たとえ人気のお店であっても瞬く間に閉店してしまいます。
たとえどんなによいWebページを作ったとしても、誰にも見てもらえないのであれば、意味がありません。
そもそも、お客様は、新しいものや話題になっているものに目移りしやすいものです。
そういったお客様の行動心理を考えず、「自分のお店は大丈夫」と思い込んでしまっては、ふと我に返ったときに「まわりにお客様がいない・・・」なんてことも起こりえます。

そうならないよう、ネットショップを運営する際は、集客に関するノウハウをしっかり知っておきましょう。
集客に関するノウハウを知るからこそ、地力がつき、ライバル(競合)と同じステージに立つことができるのです。
たとえば、ネットショップの集客を考えた際、集客経路には以下のようなものがあります。

1.検索エンジン経由のアクセス
検索エンジンで商品名が検索された際、その商品を扱っているページが上位に表示されるよう、検索エンジンに評価されやすいページにチューニングします。
(そのチューニングのための一連の施策を「SEO(検索エンジン最適化)」と呼びます)
2.
3.外部のサイトやブログ経由のアクセス
あなたのお店で商品を購入した人が、自分のサイトやブログでその商品の感想とともにあなたのお店へのリンクを張ってくれたり、FacebookやTwitterなどのソーシャルメディアでシェアしてくれたりするケースです。
また、アフィリエイトサービスを介して、アフィリエイターが自分のサイトやブログで紹介してくれるケースなどもあります。
4.
5.広告出稿によるアクセス
検索エンジンの検索結果上に広告を出せる「検索連動型広告」を使ったり、いろいろなサイトの広告枠に広告を出せる「ディスプレイ広告」を使ったりするケースです。
6.
7.リピーターのアクセス
あなたのお店を気に入った人が、あなたのお店をブラウザの「お気に入り」に追加したのち、後日再訪したり、あなたのお店が発行するメールマガジンを購読している読者が、そのメールマガジン経由で再訪したりするケースです。
8.

ネットショップへの集客を強化するためには、上記すべての集客経路を意識する必要があります。
では、それぞれの集客経路において、どのようなことを意識すればアクセスを伸ばせるのかを、もう少し詳細にお教えします。
1、「検索エンジン経由(SEO)」のアクセスを増やすためには?
検索エンジン経由のアクセスを増やすためには、検索エンジンからの評価が高まるような「ページの内容」と「外部からのリンク」が重要です。
まず、ページの内容に関しては、そのページが検索エンジンを使うユーザーの「検索意図」に合っているかを意識しておく必要があります。
たとえば、“テレビ台”と検索するユーザーを考えてみましょう。
“テレビ台”と検索するユーザーは、特定の型番を探している場合もありますが、「世の中にはどんなテレビ台があるのか知りたい」という意図で検索しているユーザーが多くいます。
そのため、“テレビ台”というキーワードで上位表示するためには、たくさんのテレビ台の情報をまとめたページが必要になります。
また、外部からのリンクはそのページの“信頼性”につながります。
多くのページから自然にリンクが張られているページは、それだけ多くの人に支持されているページ、すなわち、信頼できるページとして検索エンジンから評価されます。
そして、その評価はページ単体だけでなく、そのページを含むサイトやドメインの評価にもつながります。
その結果、検索エンジンから信頼されているサイトやドメイン内でつくられるページは、ライバルよりも上位表示しやすくなります。

ちなみに、ネットショッピングをする方の多くは、Google上で商品名を検索するのではなく、「楽天市場」「Amazon」といったショッピングモールへ移動したのちに、そのショッピングモール内で商品名を検索するケースも多くあります。
なぜなら、ショッピングモール内で検索すれば、商品情報だけを見ることができるため、必要のないページを見ずに済むからです。
2、「外部のサイトやブログ経由」のアクセスを増やすためには?
外部のサイトやブログからのアクセスを増やすためには、外部で紹介されやすいページを作ることが重要です。
たとえば、ページ上にソーシャルメディアでシェアしたくなるような情報(文章や写真)が掲載されていれば、FacebookやTwitterで紹介されやすくなります。

そのほか、「アフィリエイト」サービスを介した販促を行うことによっても、外部からのアクセスは増えます。
アフィリエイターは、あなたが気づいていない視点で商品を紹介するケースがあり、“あなたのお店のあらたな魅力”を多くの人に知ってもらうきっかけにもつながります。
3、「広告出稿」によるアクセスを増やすためには?
広告出稿によるアクセスを増やす方法はたくさんあります。
たとえば、「検索連動型広告」を使えば検索エンジンからの集客が強化できますし、「ディスプレイ広告」を使えば、いろいろなサイトやブログからの集客が期待できます。
もちろん、ネット上だけでなく、雑誌や新聞、テレビといった実空間での広告出稿も可能です。

ただ、広告出稿をするときには一点注意が必要です。
それは、広告出稿には費用がかかるということです。
費用面を考えた際、ショッピングモールで出店しているとひとつメリットがあります。
それは、ショッピングモールの運営元がモール全体の集客のために広告を出稿してくれているケースがあるからです。
たとえば、検索エンジンで「テレビ台」と検索すると、ショッピングモールの運営元が検索連動型広告を出していることを確認できます。
こういった広告は、ショッピングモール内で販売されている特定ジャンルの“商品特集ページ”へ誘導することによって、それら商品を扱っている店舗へ遷移させ、ショッピングモール全体の集客及び売上を強化する目的があります。

また、楽天では検索連動型広告以外にも、さまざまなインターネット広告を用いて、楽天市場全体への集客を強化しています。
たとえば、以下の画像はその一例。
Yahoo!ニュースのページに楽天市場の広告が表示されています。

この広告は、“ユーザーが閲覧したことのある商品情報を表示する広告”です。
この広告を用いることで、「その商品を買おうと思っていたけれど、いつの間にか忘れていた」といったユーザーの掘り起こしを行っているのです。
4、「リピーター」のアクセスを増やすためには?
リピーターによるアクセスを増やすためには、“記憶に残りやすいお店づくり(ブランドづくり)”と、思わずブックマークしたくなるような“内容の濃いページ作り”が重要です。
そして何より、もう一度そのお店で買い物したくなるようなサービスの提供も大切です。
リピーターによるアクセスを増やすことは、ネットショップが長く生き残る上でとても大切です。
なぜなら、あなたのお店を気に入ってくれたお客様は、あなたのお店の魅力をクチコミし、新たなお客様を連れてきてくれるからです。
リピーターの獲得をおろそかにしてしまったことで、集客に苦戦してしまっているネットショップはたくさんあります。
そうならないよう、リピーター対策について、もう少し深く踏み込んでみましょう。

ポイント3「リピートしたくなる仕組みをつくる」
リピーターの獲得でもっとも重要なこと。
それは、“思い出してもらいやすくする”ことです。
情報の受け手であるユーザーの記憶容量には限界があります。
そのため、ユーザーに思い出してもらいやすいかどうか?という視点はとても重要なのです。
たとえば、あなたのお店の名前を憶えてもらえていなくても、「楽天市場の中にあったお店」という記憶が残っていれば、閲覧履歴などからアクセスしてもらうことができます。
また、自分が購入したお店から届くメールマガジンを見ることでも、お店のことを思い出します。
売り込みだらけのメールマガジンは敬遠されますが、お客様にとってメリットがある「キャンペーン情報」や「セール情報」を伝えれば、リピートしてアクセスしてもらうきっかけとなります。
そのほか、自分が利用したお店から“自分の期待を超えるサービス”を提供されていたのであれば、そのお店の記憶はより強固なものとなります。
期待を超えるサービスといっても、大袈裟なサプライズをする必要はなく、たとえば、商品が安全にお客様の元へ届くように丁寧な梱包をおこなったり、手書きの御礼の手紙を入れたりするだけでも、あなたのお店の印象は大きく変わります。
自分がお客様の立場だったら“どういうサービスを受ければうれしいか?”ということを常に考えておきましょう。


「商品の魅力が伝わるWebページづくり」
「集客力を高めること」
「リピートしたくなる仕組み」。
この3つが、ライバルに負けないために大切なことなんですね。

はい。
基本的にその3つを押さえることによって、ネットショップ成功へグッと近づくはずです。
ただ、もし、さらに成功率を上げたいのであれば、私であれば、どんな場所でネットショップを開業するか?にもこだわります。
「集客力」に関してアドバンテージを得られる場所があるからです。

あっ・・・!
そこで、もう一度ショッピングモール型のECプラットフォームの話が出てくるというわけですね。
6、初めてネットショップを開業する方は「ショッピングモール型」を選ぶべき理由
先ほど、ライバル(競合)に負けないためのネットショップ運営のポイントをお教えしましたが、実は、「集客力」に関してアドバンテージを得られる方法があります。
そう、それがショッピングモール型のECプラットフォームに出店することです。
ショッピングモール型のECプラットフォームで出店するメリットをまとめてみました。
●ショッピングモール型ECプラットフォームを選ぶ3つのメリット
1.集客力や信頼性が手に入る
2.セキュリティ面でお客様が安心する
3.リピーターの獲得をアシストしてもらえる場合がある
まず、「1」に関しては、人気のあるショッピングモールであれば、人がたくさん訪れますので、集客には困りません。
また、人気のあるショッピングモールの場合、お客様からの信頼も厚く、ネットショッピングに慣れていないお客様であっても安心できます。
そのため、はじめてネットショッピングをするお客様にも利用してもらいやすいといえるでしょう。
そして「2」に関しては、ショッピングモールは、一度会員登録さえすれば、自分の個人情報を毎回入力する必要がなく、数クリックで商品が買えるという便利さがあります。
自分がお客様の立場だったら、毎回いろいろなサイトで個人情報を入力するのは、セキュリティの面でも不安が大きいものです。
その点、ショッピングモールなら安心です。
さらには「3」、ショッピングモールの中にはリピーター獲得のための施策に力を入れている場合があります。
たとえば、楽天市場では、「メールマガジン配信機能」を用意していたり、楽天市場全体のセールやキャンペーンを頻繁に開催し、モール全体でリピーターの獲得をアシストしています。

以上を踏まえると、ネットショップの開業でスピーディーに売上をあげたいのであれば、ショッピングモールへの出店はとてもよい選択肢であることがわかると思います。


こうやって整理してみると、ショッピングモールに出店するメリットって大きいんですね。

はい、そうなんです。
とくにネットショップを開業したことのない人にとっては、ショッピングモールは強い味方だと思います。
ネットショップを開業する際は、ショッピングモールに出店する以外にも、自社サイトで運営する方法があるんですが、後者で成功するためには、どうしても知識や経験が必要です。
そのため、最近では、自社サイトでネットショップを立ち上げたもののうまくいかず、結局ショッピングモールに出店される方も増えています。

ネットショップを開業しても、商品が売れなければ意味がありませんものね・・・。

はい。
ネットショップの開業はカンタンといっても、その先に広がるのはお客様とのビジネスです。
ネットショップを立ち上げるのであれば、それなりの気合いと覚悟は必要です。
せっかくなので、ネットショップを開業し、運用するまでの一般的な流れをお教えしておきますね。
7、ネットショップを開業するまでの流れ(ステップ)
さて、ここからは、少し角度を変え、ネットショップを開業・運用するまでの一般的な流れを解説してみます。
何度もお伝えしてきたとおり、ネットショップは実店舗の立ち上げに比べると、比較的ラクに開業できます。
ただ、いざネットショップを開業するとしても、節目節目で重要なポイントを押さえておかないと、せっかくのネットショップも失敗しまいます。
そのため、この節では、ネットショップの開業・運用で押さえておきたいポイントをステップごとにまとめてみました。
ネットショップの開業を検討されている方は、ぜひチェックしておいてください。
ネットショップ開業までの10のステップ
1.販売したい商品を決める
(例:自転車(クロスバイク)を販売する)

2.コンセプトを決める
どんなネットショップにしたいかのコンセプトを考えましょう。
コンセプトを考える上で大切なのは、他社との差別化です。
たとえば、他社がサポートに力を入れていないのであれば、サポートに力を入れたお店を開業したり、他社の扱っていない商品を扱うことも差別化につながります。
●コンセプト例
自転車通勤を検討しているビジネスマンに向けて、日々の通勤が楽しくなるようなオシャレな自転車ライフを提案するショップ
3.ショッピングモール型か、自社サイト型かを選ぶ
ネットショップの形態を「ショッピングモール型」にするか、「自社サイト型」にするかを選びます。

●「ショッピングモール型」とは?
「ショッピングモール型」とは、楽天市場やYahoo!ショッピング、Amazonのように、あらかじめ用意された商業スペースの中でお店を出す形態です。
すでに知名度のある場所へ出店するため、はじめてネットショッピングをするユーザーにも安心して買い物をしてもらいやすいメリットがあります。
ちなみに、このショッピングモール型は、さらに細かく、「テナント型」と「マーケットプレイス型」に分けることができます。
楽天市場やYahoo!ショッピング、au PAY マーケットは前者の「テナント型」。
商業スペースの中に実際にお店を出すイメージです。
一方、Amazonの場合は「マーケットプレイス型」と呼ばれます。
マーケットプレイス型の場合、その商業スペース内にお店を出すことはできず、あくまでも商品を「出品」するという形になります。
「マーケットプレイス型」の場合、「テナント型」に比べて、スピーディーにネットショップを開業することができるのですが、売り場のデザインができないため、他社と同じ商品を扱っている場合、なかなか差別化をすることができません。
その結果、価格競争に陥りやすくなるというデメリットがあります。
ショッピングモール型を選ぶ際は、あなたが選ぼうとしているショッピングモールが「テナント型」なのか「マーケットプレイス型」なのかをしっかり調べておきましょう。
●「自社サイト型」とは?
「自社サイト型」とは、ショップサーブやMakeShop、カラーミーショップなどの「ASP」と呼ばれるサービスから、ネットショップに必要な機能(買い物カゴなど)をレンタルし、自社サイトの中にその機能を埋め込む形態を指します。
(最近では、ASPからネットショップの機能をレンタルせず、「EC-CUBE」などのシステムを用いて、一からネットショップを構築するケースもあります)
この形態の場合、ショッピングモールへ出店するよりも月々の費用が安くつくケースが多く、自分たちで自由にデザインしたネットショップを運営できるというメリットがあります。
ショッピングモール内のルールに縛られず、自分たちで自由なネットショップ運営ができるというメリットがありますが、最初はショッピングモールのような集客力はありません。
そのため、初期段階では集客に苦労しやすく、体力のあるネットショップや、ネットショップ運営に精通したベテランでないと、オススメできない形態です。
4.ネットショップの決済方法を決める
ネットショップで使える決済にはさまざまな種類があります。
たとえば、クレジットカード決済、銀行振込、コンビニ決済、代金引換などなど。
実はこのうち、もっとも重要なのが、クレジットカード決済です。
なぜなら、ネットショッピングをするユーザーのうち、全体の約7割がクレジットカード決済を利用しているからです。

(出典元:総務省 平成27年通信利用動向調査)
そのため、ネットショップを開業する際は、できるだけクレジットカード決済を導入するようにしましょう。
また、クレジットカード決済だけでなく、さまざまな決済にも対応しておくことも重要です。
なぜなら、「自分が使いたい決済手段がない」という理由で購入をあきらめる人も多いからです。
たとえば、楽天市場では、クレジットカード決済はもちろん、コンビニ決済や楽天口座決済、楽天Edyなど、幅広い決済方法が利用できるようになっています。
5.直近半年くらいの事業計画を立てる
お店をどのように育てていくか?という事業計画を立てておけば、ネットショップを開業したあとの運用方針がブレにくくなります。

事業計画といっても難しいものではありません。
たとえば、「半年間で売上をこれくらいにしよう」といった売上目標だけでも立てておけば、その売上を達成するための施策を検討できますので、先手先手でアクションを起こすことができます。
また、もし、ネットショップの開業資金がない場合にも、事業計画をしっかり立てておけば、銀行からの融資や公的な補助金を受けられる可能性が高まります。
6.ネットショップ開設サービスに申し込む
「1」xA掘峙」までの準備ができれば、いよいよ、ネットショップ開設サービスへの申し込みです。
先ほど、ネットショップの形態には「ショッピングモール型(テナント型、マーケットプレイス型)」と「独自サイト型(ASP型)」などがあるとお伝えしました。
これらの形態の中から、あなたが立ち上げたいネットショップに合ったものを選びます。

7.Webページを作る、デザインする
ネットショップ開設サービスに申し込み、無事に審査が通過したあとは、いよいよ実際のネットショップの作成に移ります。
ネットショップを開設するためには、商品の情報を登録するだけでなく、実店舗でいうところの“店舗デザイン(内装・商品のレイアウト)”に当たるネットショップのデザインも行わなければいけません。
ネットショップをデザインする際は、各社ごとに何らかのデザイン作成ツールを用意してくれていると思いますので、そういったツールを使い、自分のイメージするお店のデザインを作り上げていきましょう。
楽天市場では、出店している店舗様に対する店舗運営支援サービスであるRMS Service Square(RMSサービススクエア)というサービスがあります。
RMS Service Squareでは、“売れる”お店への近道となる信頼できる撮影・制作会社や、便利な制作支援ツールを効率良く探せ、直接申込できるサービスをご用意しています。
店舗運営の第一歩、ページ作成をするためには準備が必要です。はじめてのページづくりでも、商品撮影やページ制作をプロに依頼ができたり、ページ制作が手軽になるツールがあれば安心ですね。

RMS Service Square
ページ制作外注プラン
撮影外注プラン
制作ツール
8.ネットショップを公開する
ネットショップのデザインが完成し、商品情報の登録も完了したら、いよいよ公開です!
公開後は、たくさんのお客様に来てもらえるよう、FacebookやTwitterなどをはじめとしたソーシャルメディアを使って告知しましょう。
また、ショッピングモールに出店した場合は、公開と同時に、モール内の商品検索結果などであなたのお店の情報が表示されるようになります。
9.集客を開始する
ネットショップは公開して終わりではありません。
何度もお伝えしてきたように、集客しなければ、商品は売れません。
そのため、ネットショップの公開と同時に、集客につながる施策をどんどん打っていくべきです。
あなたが利用するサービスによっては、集客をアシストしてくれるオプションサービスなどが用意されている場合があります。
ネットショップを公開してしばらくは、そういったオプションサービスを使い、スタートダッシュを強化するのもよいでしょう。
10.運用に力を入れる

集客に力を入れるということは、運用に力を入れるということです。
運用をおこなう上で大切なのは、「PDCAサイクル」を素早く回すことです。
PDCAサイクルとは「Plan(計画)→ Do(実行)→ Check(評価)→ Act(改善)」の4段階のステップの略。
これらのステップを繰り返すことにより、商品の見せ方や情報発信の方法を改良し続けることができます。
そして、このPDCAサイクルを回す上で役立つツールが「アクセス解析」です。
アクセス解析を見れば、どのページにどれだけ人が観に来ているか?ということや、どの商品が一番売れやすいか?といったことがわかります。
ショッピングモールの中には、このアクセス解析が最初から組み込まれているものもあります。


ネットショップ開業までの流れがよくわかりました!

それはよかったです。
この中でとくに大事なのは、「どんなネットショップ開設サービスを使って開業するか」ということですね。
ネットショップ開設サービスは、いわゆるあなたの“お城”です。
国内にはたくさんのネットショップ開設サービスがありますから、自分に合ったものを選ぶ必要があります。

オススメするネットショップ開設サービスはありますか?

私は楽天のECコンサルタントですから、それはもちろん、楽天市場・・・と言いたいところですが(笑)、楽天以外にもオススメのサービスはたくさんあります。
せっかくなので、国内にある主要なネットショップ開設サービスを紹介しておきますね。
8、国内の主要ネットショップ開設サービス 9社の比較
さて、ここからは国内にある主要なネットショップ開設サービスを紹介し、それぞれのサービスの特徴を比較していくことにします。
まず、以下は主要ネットショップ開設サービス 9社を比較した表です。
自社サイト型(ASP型)

(画像をクリックすると大きな表を表示できます)
ショッピングモール型

(画像をクリックすると大きな表を表示できます)
この表を使って、各サービスをひとつずつ見ていきましょう。
あなたに合ったネットショップ開設サービスがきっと見つかるはずです。
(※ここで取り上げている情報は、基本的には2016年6月現在での情報です。
もし、情報が足りない、もしくは古い情報になっている場合には、ご一報いただけると幸いです)
1、STORES.jp
タイプ ASP型
出店数 700,000以上(参照元:公式サイト/2018年4月時点)
サービス運営年数 2012年8月~
運営母体 ストアーズ・ドット・ジェーピー株式会社
費用 ●初期費用:無料
●月額利用料
・フリープラン:無料
・スタンダードプラン:1,980円
●その他
・フリープラン決済手数料:5%
・スタンダードプラン決済手数料:3.6%(Amazon Payは4%)
(参照元:公式サイト/2019年7月時点)
特長 ●倉庫サービス(無料 ※倉庫への送料のみ)
●発送代行サービス(一律800円)
●フォロー機能
Twitterや各種SNSにある「フォロー」と同じ役割
フォローしたストアの更新情報がタイムライン形式で閲覧できるようになる
(参照元:公式サイト/2019年7月時点)
クーポン機能の有無 有
※無料で使用できる
(参照元:公式サイト/2019年7月時点)
メルマガ機能の有無 有
※ストアオーナーがメールマガジンの受信リストを管理する機能は無し。受信者の方で受け取ったメールマガジンから登録を解除する事が可能
(参照元:公式サイト/2019年7月時点)
ポイントサービスの有無 無
ストアーズ・ドット・ジェーピー株式会社が運営する「STORES.jp」は2012年8月から始まったサービスです。
初期費用が無料で、月額利用料も無料プランがあるため、メールアドレス・パスワード・販売アイテム写真を用意すれば、すぐにストア開設ができます。
注目の機能は、ユーザーがフォローしたストアの更新情報をタイムライン形式で閲覧できるフォロー機能です。
新しくアイテムを追加した場合はアイテム情報として、ニュースを公開した場合にニュース情報としてフォロワーのフィードに発信されます。
2、BASE
タイプ ASP型
出店数 200,000以上(参照元:公式サイト/2016年6月時点)
サービス運営年数 2012年11月~
運営母体 BASE株式会社
費用 ●初期費用:無料
●月額費用:無料
●その他
「BASEかんたん決済」の利用時には商品の3.6%+40円の手数料が発生
(参照元:公式サイト/2016年6月時点)
特長 ●商品撮影サービス
撮影する商品を指定の場所に送る送料以外は無料
※1辺が40cm以上の大型のものは除く
●リアルショップイベント
定期的に開催され、店舗のPRとなっている
●Tシャツ作成Apps
オリジナルデザインやスマホで撮った写真など画像データさえあれば、在庫を持たずにTシャツを販売できる機能
(参照元:公式サイト/2016年6月時点)
クーポン機能の有無 有
※無料で使用できる
(参照元:公式サイト/2016年6月時点)
メルマガ機能の有無 有
(参照元:公式サイト/2016年6月時点)
ポイントサービスの有無 無
「BASE」は2012年11月から始まった、初期費用や月額利用料がすべて無料のASP型サービスです。
決済手数料のみ発生しますが、商品が売れたときに数%が手数料として引かれるというスタイルのため、初期費用や月々の運営費用を抑えたい店舗オーナーに選ばれています。
また、BASE Appsで提供しているブログ(無料)を使うと、BASEスタッフがキュレーションをおこない、ショッピングメディア「BASE Mag.」上に掲載してくれます。
3、ショップサーブ(Eストアー社運営)
タイプ ASP型
出店数 約12,000(参照元:公式サイト/2016年6月時点)
サービス運営年数 2006年1月~
運営母体 株式会社Eストアー
費用 ●開通料:9,519円
●月額利用料
・スタンダード:8,852円
・スタンダードモバとくパック:11,139円
・アドバンス:136,131円
・コーポレート:32,667xA訓16,000円
(参照元:公式サイト/2016年6月時点)
特長 ●「シークレットセール」機能
●期間限定ポイント
有効期限があらかじめ決められたポイントを発行できる
●他店舗運営ツール
「注文」「商品」「在庫」など、モール店と自社サイトのデータを一元管理できる
(参照元:公式サイト/2016年6月時点)
クーポン機能の有無 有
※無料で使用できる
(参照元:公式サイト/2016年6月時点)
メルマガ機能の有無 有
※無料で使用できる
※プランによって配信数の上限あり
(参照元:公式サイト/2016年6月時点)
ポイントサービスの有無 自社サイト会員限定ポイントの発行が可能
(参照元:Eストアーショップサーブ・オンラインマニュアル/2016年6月時点)
株式会社Eストアーが運営する「ショップサーブ」は2006年1月から始まったサービスです。
契約店舗オーナー全員に専任のサポートスタッフが付くため、はじめての出店でも安心できます。
月額利用料プランは幅広く、プランによって使える機能が異なるため、自分に合ったプランを見極める必要があります。
シークレットセールやタイムセール機能があり、集客戦略にバリエーションをもたせることができます。
4、MakeShop
タイプ ASP型
出店数 22,000(参照元:公式サイト/2014年9月時点)
サービス運営年数 2004年11月~
運営母体 GMOメイクショップ株式会社
費用 ●初期費用:10,000円
●月額費用
・プレミアムプラン:10,000円
・ビジネスプラン:3,000円
・フリープラン:無料
(参照元:公式サイト/2016年6月時点)
特長 ●Mall ASP
ショッピングモール作成ができる
すでに運営している複数の独自ショップをまとめて管理できる
(参照元:公式サイト/2016年6月時点)
クーポン機能の有無 有
※ビジネスプラン・フリープランでは使えない
(参照元:公式サイト/2016年6月時点)
メルマガ機能の有無 有
※フリープランでは使えない
(参照元:公式サイト/2016年6月時点)
ポイントサービスの有無 自社サイト限定ポイントの発行が可能
(参照元:MakeShopオンラインマニュアル/2016年6月時点)
GMOメイクショップ株式会社が運営する「MakeShop」は2004年11月から始まったサービスです。
公式サイトでもうたっているように、機能が充実しています。
公式サイトによると、その数、651機能。
自動返信メール機能や人気ランキング機能、「あと○円で送料無料」表示機能など、かゆい所に手が届く機能がたくさんあります。
5、カラーミーショップ(GMOペパボ社運営)
タイプ ASP型
出店数 60,000以上※下位版の店舗数も含む
(参照元:公式サイト・プレスリリース/2014年4月時点)
サービス運営年数 2005年2月~
運営母体 GMOペパボ株式会社
費用 ●初期費用:3,240円
●月額利用料
・スモール:1,332円
・レギュラー:3,240円
・ラージ:7,800円
(参照元:公式サイト/2016年6月時点)
特長 ●名入れ機能
購入者が商品への刻印用に名前やメッセージを指定できる機能
オーダーメイドアイテムはもちろん、ギフト、オリジナル商品などに活用できる
(参照元:公式サイト/2016年6月時点)
クーポン機能の有無 有
※「フォローメール」や「メルマガプラス」などの機能を使っての配布
(参照元:公式サイト/2016年6月時点)
メルマガ機能の有無 有
※無料プランと有料プラン有
※「フォローメール」機能:
商品をお買い上げいただいたお客様へ、商品の状態や使用感などを伺うメールを自動で送信する機能
(参照元:公式サイト/2016年6月時点)
ポイントサービスの有無 自社サイト限定ポイントの発行が可能
(参照元:公式サイト/2016年6月時点)
GMOペパボ株式会社が運営する「カラーミーショップ」は2005年2月から始まったサービス。
有料サービスの中では比較的安い金額で利用できます。
注目は「名入れ機能」。
名前を入れるオーダーメイド商品の販売にはもってこいの機能です。
また、カラーミーショップ専用のショッピングモール「カラメル」に無料で出店できるというメリットもあります。
6、Amazon
タイプ ショッピングモール型(マーケットプレイス型)
出店数 178,000(参照元:日本経済新聞/2015年6月時点)
サービス運営年数 1998年9月~
運営母体 アマゾンジャパン
費用 ●大口出品サービス
月間登録料(月額固定):4,900円+販売手数料
●小口出品サービス
基本成約料(注文成約時に商品1点ごとにかかる費用)100円+販売手数料
※販売手数料は商品カテゴリにより異なる
(参照元:公式サイト/2016年6月時点)
特長 ●フルフィルメント by Amazon(FBA)
受注管理、出荷業務、出荷後のカスタマーサービスをAmazonが代行
(参照元:公式サイト/2016年6月時点)
クーポン機能の有無 無
メルマガ機能の有無 無
※Amazon→購入者向けは有る
各カテゴリーのおすすめ商品が掲載されているメールマガジンに加え、購入者が過去に閲覧した商品や購入した商品などを基にAmazonがそれぞれの購入者に合わせた内容のメールマガジンを送信
(参照元:公式サイト/2016年6月時点)
ポイントサービスの有無 モール内共通ポイント
※Amazonポイント
(参照元:公式サイト/2016年6月時点)
「Amazon」は1998年9月に始まったマーケットプレイス型のサービスです。
最大のメリットは、世界最大級のマーケットAmazonに一品からでも出品できることです。
また、出品作業に手間がかからず、商品写真や商品説明はAmazonで用意してくれるため、パソコンにあまり詳しくない人でも出品が可能です。
ただ、Amazonに出品をする場合は、対外的にはAmazonが代理販売をするイメージになるため、ネットショップ運営者の顔が見えづらいという点には気をつける必要があります。
7、au PAY マーケット
タイプ ショッピングモール型(テナント型)
出店数 不明
サービス運営年数 1999年11月~
運営母体 KDDIコマースフォワード株式会社
費用 ●入会費:10,000円
●月額利用料
・コミコミ出店プラン:4,800円
・シンプル出店プラン:4,800円
●その他
・売上手数料
・決済手数料
・決済導入費 等

(参照元:公式サイト/2017年9月時点)
特長 ●auスマートパス、au WALLETなど
 auの様々なサービスからの集客導線有。
(参照元:公式サイト/2017年9月時点)
クーポン機能の有無 有
(参照元:公式サイト/2016年6月時点)
メルマガ機能の有無 有
※回数制限有
(参照元:公式サイト/2016年6月時点)
ポイントサービスの有無 モール内共通ポイント
(参照元:公式サイト/2016年6月時点)
KDDIコマースフォワード株式会社が運営する「au PAY マーケット」は1999年11月から始まったサービスです。
auスマートパス、au WALLETなど auの様々なサービスからの集客導線があるため、スマートフォンユーザー向けの商品に適しているショッピングモール型のサービスです。
ユーザーから見たこのモールのよさは、携帯料金と一緒に支払いできる決済手段が充実していることです。
衝動買い促進に有効に働きそうです。
8、Yahoo!ショッピング
タイプ ショッピングモール型(テナント型)
出店数 872,889(2019年3月時点)
サービス運営年数 1999年9月~
運営母体 ヤフー株式会社
費用 ●初期費用:無料
●月額システム利用料:無料
●その他
商品が売れたときにTポイント原資やアフィリエイトパートナー原資やアフィリエイト手数料が発生
(参照元:公式サイト/2020年9月時点)
特長 ●Yahoo!ロジスティクス
商品保管、梱包、出荷サービス
初期費用無料
(参照元:公式サイト/2020年9月時点)
クーポン機能の有無 有
※プロフェッショナル出店のみ
ライトプランでは使用できない
(参照元:公式サイト/2020年9月時点)
メルマガ機能の有無 有
※プロフェッショナル出店のみ
ライトプランでは使用できない
(参照元:公式サイト/2020年9月時点)
ポイントサービスの有無 モール内共通ポイント
※Tポイント連携
(参照元:公式サイト/2020年9月時点)
ヤフー株式会社が運営する「Yahoo!ショッピング」は1999年9月から始まったサービスです。
このサービスの最大の特徴は、初期費用と月額利用料が無料な点です。
しかも、お金がかかるのは、商品が売れたときのTポイント原資やアフィリエイトパートナー原資などのため、知名度のあるショッピングモール型サービスの中では、コストを気にすることなく出店できます。
また、Tポイントとの連携も魅力です。
9、楽天市場
タイプ ショッピングモール型(テナント型)
出店数 55,021 参照元:公式サイト/2021年9月時点
サービス運営年数 1997年5月~
運営母体 楽天グループ株式会社
費用 ●初期登録費用:60,000円
●月額出店料
・メガショッププラン:100,000円
・スタンダードプラン:50,000円
・がんばれ!プラン:19,500円
●その他
・システムサービス利用料
・決済サービス利用料
・オプションサービス利用料(任意)
(参照元:公式サイト/2021年9月時点)
特長 ●楽天会員ID数
累計1億2,380万と、集客力が高い
●楽天大学
楽天市場出店方法からネットショップ運営のノウハウまで学べる
●ECコンサルタント
担当コンサルタントが相談に乗ってくれる
●楽天スーパーロジスティクス
物流アウトソーシングサービス
(参照元:公式サイト/2021年9月時点)
クーポン機能の有無 有
「RaCoupon」
(参照元:公式サイト/2021年9月時点)
メルマガ機能の有無 有
※無料(購入者向け、週1回まで)
※週2回目以降は有料:1円/件
(参照元:公式サイト/2021年9月時点)
ポイントサービスの有無 モール内共通ポイント
※楽天ポイントとの連携
(参照元:公式サイト/2021年9月時点)
「楽天市場」は1997年5月から始まったサービスで、国内のショッピングモールの老舗中の老舗です。
楽天市場の最大の強みは、国内最大級の会員ID数(累計1億2,380万/参照元:楽天グループ株式会社「2021年度第2四半期決算説明会資料」と、店舗の売上アップをサポートする体制の充実です。
楽天市場で出店すると、各お店に対して専属の「ECコンサルタント」がつくほか、「楽天大学」などを通してマーケティングスキルをアップすることができます。
また、最近では、模造品対策などを強化しており、お客様の安心を守るショッピングモールとしてメディアで話題になりました。(参考:【楽天セミナー 詐欺対策に質の向上。欠かせぬ4つの鍵)
「楽天なら安心して買い物ができる」というお客様の声は年々増えており、楽天市場をネットショッピングの入り口とするお客様も増えています。
売れるネットショップになるためには、“ネットショップならではの販売ノウハウ”を持って運営していくことが必要です。
そのため、販促ノウハウに関するサポートが充実している楽天はぜひ出店を検討いただきたいサービスです。

いかがでしたか?
あなたがネットショップの開業をする場合は、おそらく、これら9社のサービスを比較検討することになるでしょう。
ぜひ、あなたに合ったネットショップ開設サービスを見つけてくださいね。
もし、このページがきっかけで楽天市場への出店に興味をもっていただけたのであれば、以下のバナーから出店のお申し込みをしていただけます。
楽天市場のことをもう少し詳しく知りたいという方は、資料請求もしていただけますので、まずはお気軽にお問い合わせください。

ありがとうございました。
私、ネットショップの運営って難しそうなイメージがあったんですが、このページで教えていただいたことを守れば、私でも成功しそうな気がしてきました。

そう言っていただけてよかったです。
どんなことも基礎をしっかり学ぶことが大事。
このページでは、ネットショップ運営に大切な基礎をお教えしてきましたが、実はこの基礎がしっかりできていないネットショップは結構多いんです。
だから、このページでお伝えしたことをしっかり守っていただくだけでも、ネットショップ運営は成功しやすいはずです。

はい!

このページをご覧になった皆様、いかがだったでしょうか。
ネットショップ開業と一口に言っても、その成功のためにはたくさんのノウハウを知っておかなければいけません。
このページをきっかけにネットショップ開業で成功する方が増えると幸いです。
今回取り上げているノウハウの中から、ネットショップ開業時にチェックしておきたい項目を1枚のチェックシート(PDF)にまとめました。以下のボタンからダウンロードしてお使いください。

最後になりましたが、楽天市場への出店へ興味をもってくださった方に向けて、楽天市場へ出店するメリットとデメリットについてお話しておきます。
楽天市場以外への出店をご検討されている方にも参考になる情報があると思いますので、ぜひご一読いただけると幸いです。
9、楽天市場への出店のメリット・デメリット
それでは最後に、楽天市場へ出店する“メリット”と“デメリット”について取り上げておきます。
その前にあなたにお伝えしておきたいことは、楽天市場はけっして「ラク」なネットショップ開設サービスではないということです。
出店には審査がありますし、出店料もほかのサービスに比べると高額です。
ですが、結果的に、どこよりも成功への近道となるショッピングモールだと、スタッフ一同誇りをもっています。
まずは、楽天市場へ出店していただく場合のメリットを表にまとめてみました。
楽天市場への出店、9のメリット
●集客に強く・お客様から信頼される店舗をもつことができる
1.利用者が多く、信頼感がある
2.楽天市場が開催するキャンペーンに参加することで、売上を伸ばすことができる
3.「楽天ポイント」が使えるため、楽天市場を使うお客様がリピーターになりやすい
4.アフィリエイトによる宣伝・集客効果が期待できる
5.模造品対策など、ルール違反をしている店舗の取り締まりや審査に力を入れている
6.不正注文を未然に防ぐシステムに力を入れている
●売上アップのためのノウハウを学べる(サポートの充実)
1.「楽天大学」などを介して、マーケティングスキルを向上することができるほか、他店舗との出会いがある
2.専任のECコンサルタントがつく
●ページの作成ツールや、店舗運営支援サービスが揃っている
1.ページの作成ツールや、店舗運営支援サービスが揃っている
●集客に強く・お客様から信頼される店舗をもつことができる
1、利用者が多く、信頼感がある
楽天市場へ出店する最大のメリット、それは1億2,380万以上ある楽天会員ID(※)へ向けて商売ができることです(出典:楽天グループ株式会社「2020年度通期及び第4四半期決算説明会資料」)。
以下の表を見ていただければ分かるように、楽天の会員数は年々増加しており、その勢いは非常に大きなものとなっています。

2020年の国内EC流通総額は4兆5,000億円で、これは国内最大級の流通総額であり、大手百貨店売上の約9.4倍近い数字となっています。

そのほか、楽天市場はインターネット通販市場において、市場全体の25.2%という非常に高いシェアを獲得しています。

つまり、楽天市場へ出店するということは、圧倒的な集客力をもったショッピングモールへ出店するということになります。
そしてそれは、他社のショッピングモールでは実現できないロケットスタートにもつながります。
また、楽天はテレビCMや野球などを通し、普段ネットで買い物をしない層にも認知されています。
この認知度の高さはお客様の不安解消につながり、ネットショッピングに不可欠な「信頼性」につながります。
「ショッピングモール型の各社サービスの違い」の節でも取り上げましたが、ネットショップにおいては、「信頼性」は非常に重要です。
なぜなら、今、多くのユーザーは、そのネットショップが信頼できるかどうか?を気にしながら買い物をしているからです。
それを示しているのが、下記の総務省のデータです。
以下の表は「ネットショッピングを利用しない人」の理由をまとめたものです。
このデータを見れば、「ネットショッピング事業者の信頼性が低いから」「セキュリティに不安があるから」という理由でネットショッピングをしない人たちが多くいることがわかります。

(出典元:総務省「社会課題解決のための新たなICTサービス・技術への人々の意識に関する調査研究」(平成27年))
これはつまり、新規のお客様を獲得するためには、ネットショップの「信頼性」が非常に重要となるということを示しています。
そのため、楽天市場では、怪しいお店が楽天市場へ出店できないように厳しい審査をおこない、信頼できるお店が集まるショッピングモールを目指してきました。
そして、その結果、「楽天市場に出店しているお店なら安心して買い物ができる」という評価を得て、たくさんのお客様が訪れる国内最大級のショッピングモールになったのです。
楽天市場で出店するということは、こうした、“お店としての信頼”を手に入れることにつながります。
2、楽天市場が開催するキャンペーンに参加することで、売上を伸ばすことができる
楽天市場では定期的にセールやキャンペーンを開催することにより、楽天市場というモール全体へのリピーター獲得につなげています。
中でも最大のセールは「楽天スーパーSALE(セール)」です。
このスーパーセールの時には「ポイントが●倍になる!」ということで、たくさんの楽天会員が楽天市場へ押し寄せます。
これ以外にも、複数の店舗で買い回りをすればするほどポイントがアップする「お買い物マラソン」や、楽天がスポンサーとなっている『楽天イーグルス』『ヴィッセル神戸』が勝った翌日に行われるポイント還元のキャンペーンなどもあり、会員の注目を継続して集める仕組みがたくさんあります。
また、楽天ポイントは、商品を購入したときだけでなく、アンケートなどに回答することでもカンタンに貯まりますので、「気が付けばポイントがたくさん貯まっていた」という会員も多く、「せっかくだし、ポイントを使って買い物をしよう!」という形で購買意欲を刺激され、たびたび楽天市場を訪れる会員はたくさんいます。

(参考:楽天スーパーSALEのページ)
3、「楽天ポイント」が使えるため、楽天市場を使うお客様がリピーターになりやすい
楽天ポイントは楽天市場だけでなく、楽天グループ内のサイトである「楽天トラベル」での旅館・ホテルの申し込みや、楽天のクレジットカードである「楽天カード」で支払いを済ませたときにも貯まります。
ポイントが貯まると、先述したように、「せっかくポイントが貯まっているのだから、何か使わないと」という心理トリガーが発動するため、リピート訪問するきっかけにつながります。

(参考:楽天ポイントのページ)
4、アフィリエイトによる宣伝・集客効果が期待できる
楽天市場で出店すると自動的に「アフィリエイト」サービスを介した販促が可能です(楽天アフィリエイト)。
楽天市場の商品を自分のサイトやブログでアフィリエイトしているユーザーはとても多く、アフィリエイターの紹介による集客効果が、楽天市場の集客力を高めているひとつの強みともなっています。
しかも、アフィリエイターは、あなたが気づいていない視点で商品を紹介するケースがあり、“あなたのお店のあらたな魅力”を多くの人に知ってもらうきっかけにもつながります。

(参考:楽天アフィリエイトのページ)
5、模造品対策など、ルール違反をしている店舗の取り締まりや審査に力を入れている
楽天市場ではお客様に安心して買い物をしていただくために、2014年に「品質向上委員会」を設立し、どこよりも安心・安全なショッピングモールを目指し、お店や商品の品質を守るためにさまざまな対策をおこなってきました。
「模造品対策」もそのひとつで、模造品の疑いがある商品については、ブランドの権利者や団体等に協力を依頼し、調査を実施しています。
この模造品の調査に協力しているブランド数は1,000超。
一般社団法人ユニオン・デ・ファブリカンや一般社団法人コンテンツ海外流通促進機構(CODA)などの団体とも、模倣品対策および著作権などの権利侵害品などにおいて協力関係を築いています。
そして、万が一、ルールに違反している店舗を見つけた際には、その店舗のサービス停止や出店契約解除等の厳正な対処をおこないます。
これらの対策によって、楽天市場で買い物をするお客様がさらに安心して買い物を楽しめるようになり、楽天市場全体、ひいてはあなたのお店の売り上げアップにもつながってくるのです。
参考:模倣品対策の取り組み(楽天市場)
6、不正注文を未然に防ぐシステムに力を入れている
楽天市場は不正注文の防止にも力を入れています。
不正に手に入れたクレジットカードを使った詐欺行為に対しては、配送先を空き家にすることが多いことから、賃貸サイトで有名な「HOME’S」と協力し、空き家調査を実施しています。
また、不正注文に関しては、定期的なパトロールをしているほか、データを活用して不正注文をストップする仕組みを取り入れています。
それにより、過去の実績としては、2015年は約72億円分の不正注文をストップさせました。
参考:楽天市場の安全対策とは?(通販新聞)
●売上アップのためのノウハウを学べる(サポートの充実)
7、「楽天大学」などを介して、マーケティングスキルを向上することができるほか、他店舗との出会いがある
このページで何度かご紹介した「楽天大学」では、様々な形でマーケティングに関するノウハウを学ぶことができます。
たとえば、Eラーニング形式の講座「RUx」では、多数の動画が用意されており、ネットショップ運営が初めての方でも短期間でマーケティングスキルを高めることが可能です。
また、同じ目標を持つ仲間と一緒に学べるクラス形式の「教室開催講座」があります。さらに、新春カンファレンスやRakuten Optimismといった出店者向けのイベントも開催されています。
このように楽天市場では、楽天市場に出店したお店が成功につながるためのサポートを積極的におこなっています。

(参考:楽天大学のページ)
8、専任のECコンサルタントがつく
これもまさに楽天市場ならではのサービスです。
楽天市場で出店すると、あなたのお店にネットショップ専任のECコンサルタントがつきます。
このECコンサルタントは、ネットショップの売上アップ施策の相談や、何かトラブルが起こってしまったときなどに相談できる強い味方。
ひとりでがんばるのは大変ですが、心強いパートナーと一緒なら、がんばれることも多くあるはずです。

(参考:ECコンサルタントと売上アップ(楽天市場))
●ページの作成ツールや、店舗運営支援サービスが揃っている
9、ページを作成するためのツールが充実している
ネットショップにおいて大切なデザイン。
デザインひとつで売上が変わることもあることから、プロのデザイナーに頼まれる方も多くおられます。
ただ、プロのデザイナーに頼むと、ちょっとした修正や変更で料金がかかってしまうもの。
そのため、できることなら、自分でページのデザインを作りたいものです。
そこで、楽天市場では、上記でもご紹介をしましたRMS Service Squareにて、
自分でページ制作ができる、「ページ制作ツール」をご紹介しています。
制作ツール
RMS Service Square
いかがでしょうか。
これらが、楽天市場で出店するメリットです。
では、続いて、楽天市場で出店するデメリットをお話しします。
楽天市場への出店に関しては、ネット上でたくさんの記事がありますが、それら記事の中には一部、大きく誤解をされている記事もあります。
そこで今回、デメリットについてお話しする中で、それらの誤解を払拭してゆければと思います。
楽天市場への出店、ふたつのデメリット
●楽天市場への出店のデメリット
1.他社に比べて出店料が高い
2.一部のプロモーションが自由にできない
(たとえば、お客様のメールアドレスを外部に保存できない)
1、他社に比べて出店料が高い
楽天市場のデメリットとしてまず挙げられているのが、出店料の高さです。
たしかに、他社と比べると、楽天市場への出店料は高く感じます。
ただ、この出店料を高いと感じられる前に、実店舗(テナント)を立ち上げることを考えてみていただければと思います。
もし、表参道や銀座といった人気のエリアに実店舗(テナント)を立ち上げるとすると、10坪くらいの路面店でも、40万xA卦0万/月くらいのテナント料はかかります。
楽天市場と銀座や表参道を比べるのはナンセンスと思われるかもしれませんが、先述の通り、楽天市場への来店数は、大手百貨店グループの4倍以上。
表参道や銀座などに負けないような集客力が楽天市場にはあるのです。
何度も言うようですが、どれだけよい商品を扱っていても、その商品の存在を広く知ってもらわないと売上にはつながりません。
商売を成功させるためには、多少賃料が高くても、人の往来の多い場所にお店を構えることは定石なのです。
もし、人の往来が少ない場所でお店を作ってしまうと、お客様からのフィードバックが得られにくくなり、お店をよくするためのPDCAサイクルを回しづらくなります。
その結果、ライバル(競合)にどんどん差を付けられてしまうリスクが生まれます。
ネットショップの運営に正解はありません。
よって、できるだけ素早くPDCAサイクルを回し続け、“お客様に愛されるお店とはどういったお店なのか?”という気付きを得ることはとても大切なのです。
そういったことを考えると、最初に出店する場所は、思い切って人の往来の多い場所を選んだほうがよいということがわかってくると思います。
ただし、普通、人気のある場所は既に多くの店舗にとられています。
しかし、楽天市場のような“バーチャル空間にある場所”であれば、ほかのお店に場所が占領されているということはありません。
また、実店舗に比べると、非常に安価な費用で出店することができます。
そういったことを踏まえていただいた上で、“楽天市場の出店料は本当に高いのか?”ということを考えていただけるとうれしく思います。
参考:楽天市場の出店プラン・費用
2、一部のプロモーションが自由にできない
(たとえば、お客様のメールアドレスを外部に保存できない)
続いてよく話題に出るデメリットが、楽天市場では「お客様の個人情報をダウンロードできない」というものです。
たとえば楽天市場では、店舗の管理画面からお客様のメールアドレスをダウンロードすることはできません。
実はこの仕様にも“理由”があります。
その理由とは、ショッピングモール全体の信頼を高めるため、個人情報の漏洩防止に力を注いでいるというものです。
昨今、多くのサイトで個人情報が漏洩したというニュースを聞きます。
そして、個人情報の漏洩が原因で、サイトが閉鎖に追い込まれるケースも増えてきました。

(出典元:Security NEXT 個人情報漏洩事件・事故一覧)
たとえば、楽天市場の場合、ひとつのお店が誤ってお客様の個人情報を漏洩してしまうと、そのお店だけの問題ではなく、楽天市場というショッピングモール全体の問題となります。
そうなれば大変です。
ひとつのお店の売上だけでなく、出店しているすべてのお店の売上に影響するからです。
いわゆる「クラッカー」と呼ばれる攻撃者は、どんなに大きなサイトでも、そのセキュリティの穴を見つけて、個人情報を漏洩させようとします。
これを防ぐためには、システム側のセキュリティを堅牢にする必要がありますが、最近、それだけではダメだということがわかってきました。
なぜなら、個人情報の漏洩は、システム側の問題だけでなく、人間の人為的なミスによって起こることもあるからです。
たとえば、お客様の個人情報をUSBメモリなどに保存し、そのメモリをうっかり無くしてしまうようなケースは、システム側では防ぎようがありません。

こういった人為的なミスによる個人情報漏洩の事故を防ぐためには、お客様の個人情報を容易に持ち出しできないようにするしかありません。
そのため、楽天市場では「購入者の個人情報を出店者がダウンロードできないようにする」という仕様を導入しているのです。
一部の方からは「ダウンロードできるようにしてほしい」という要望があることは重々承知です。
ただ、上記のとおり、万が一のリスクを考えると、やはり今の仕様こそが安全なのです。
ただ、楽天市場では、その仕様が原因で何かマーケティング的なデメリットがあるわけではありません。
お客様のリストに対してメールマガジンを送ることはできますし、それ以外にも、様々なマーケティング施策を実施していただくことが可能です。
当然のことながら、管理画面ではお客様の個人情報を閲覧することが可能です。(そうでないと、商品の発送処理などができないため)
そもそも、楽天市場で出店されている50,000以上(※2020年9月現在)の店舗様は、今の楽天市場の仕様をご了承された上でお店を運営されておられます。
よって、お客様の個人情報がダウンロードできない、という点に関しては、大きなデメリットではないと考えています。
ちなみに、総務省の調査によると、個人情報流出を危惧しているインターネットユーザーは非常に多いことが分かります。

(出典元:総務省 平成28年通信利用動向調査)
こういったデータを見れば、個人情報の保護に力を入れているショッピングモールの存在がいかに大切かをご理解いただけるかと思います。
10、楽天市場への出店方法について
楽天市場へ出店するメリットとデメリットについて解説してきました。
もし、楽天市場への出店をお考えいただける際は、上記のメリットとデメリットを加味した上で、ご検討いただけるとうれしいです。
何度も言いますが、ネットショップ開業を成功させるために大事なことは、どんなネットショップ開設サービスを選ぶか?ということです。
あなたに本当に合ったサービスを選べば、ネットショップ開業が初めての方でも、きっとスタートダッシュできることでしょう。
そんな中、楽天市場は、どこよりも成功につながるネットショップ開設サービスを目指し、スタッフ一同日々がんばっています。
今回のページをご覧になり、「楽天市場で出店してみるのもいいかな」と思っていただけたのであれば、とてもうれしく思います。
あなたのネットショップ開業が成功することを心より願っています。更新日:2021/9/29
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